ライセンスコース2021

ライセンスコースは、公益社団法人日本ハング・パラグライダー連盟(JHF)の規定に準じた内容となります。

パラグライダーのライセンス

パラグライダーの資格は、自動車や飛行機のような国家資格ではなく、無免許でフライトしても罰せられることはありません。しかし、知識や経験が充分にないまま誰でも自由にフライトすれば、スカイスポーツの特性上、多くの事故が予見されるため、パラグライダー界では、世界各国にて自主的にライセンス制度が導入され、パラグライディングを「安全で楽しいスポーツ」として広く認識されることを推進しています。

現在、日本国内では以下の2つの組織によって管理、発行されています。全国のスクールやエリアによって所属する組織は分かれ、また、専門用語や指導方法に多少の違いはありますが、どちらのパイロット証も国内のそれぞれのエリアにおいてフライトすることを認められます。

  1. 公益社団法人日本ハング・パラグライダー連盟(JHF)
    「国際オリンピック委員会(IOC)」により支持される航空スポーツを統括する「国際航空連盟(FAI)」の正会員「財団法人日本航空協会(JAA)」よりパラグライディング・ハンググライディング部門の移譲を受けている組織。
  2. NPO法人日本パラグライダー協会(JPA)
    国内のスクールやメーカー販売会社で構成される組織。

取得できるパラグライダー技能証の種類

JHFのパラグライダー技能証は5段階、オプションとして4種類の技能証があります。

  1. 「技能証」
    ①A級パイロット技能証
    ②B級パイロット技能証
    ③ノービスパイロット技能証
    ④パイロット技能証
  2. 「オプション技能証」
    ⑤クロスカントリー技能証
    ⑥タンデム技能証
    ⑦上級タンデム技能証
    ⑧補助動力技能証
    ⑨モーターパラグライディング技能証

A級パイロット技能証(初心者)

機材の取扱い、セッティング、離陸から速度と方向修正を加えながら安全に着陸する方法を練習します。
運動が得意な方であれば、3~4日で取得できます。
学科は、パラグライダーの基礎知識、簡単な飛行理論などについて学びます。

  1. 「講習内容
    グランドハンドリング①、テイクオフ、方向修正、ランディング など
  2. 「フライト回数」
    10回(目安)

B級パイロット技能証(初級)

高々度からの離陸、45/90/180度の旋回、速度コントロール、指定された地点にランディングまでを練習します。
練習はトランシーバーを使用した無線誘導となります。
週末ペースの場合、3~4か月で取得できます。
学科は、フライトルールやマナー、パラグライダーの滑空や旋回の飛行理論、基本的な気象、また、パラグライダーに適用される航空法について学びます。

  1. 「講習内容」
    グランドハンドリング②、高高度200m以上、180°ターン、ランディングアプローチ①、ターゲット半径30mなど
  2. 「フライト回数」
    20回(目安)
「フライヤー登録」について

高高度フライトは、飛行範囲が広がるため第3者賠償責任保険を兼ねる「JHFフライヤー会員」に登録する必要があります。また、ご自身の保障はJHFが案内する任意保険「JHF総合保障制度」に加入すれば、国内外を問わず、パラグライダー搭乗中の障害や救援者費用等が保障されます。

ノービスパイロット技能証(中級)

斜面上昇風を利用し、ソアリングができるレベル。
偏流飛行、8の字旋回、360度旋回、また、緊急時の降下手段などを練習します。
B証からNP証までの期間は、週末ペースで半年程度です。
学科は、飛行と心理、翼変形と回復、スピンやスパイラルの知識、パラグライダーが利用できる上昇風から危険なコンディション等、パラグライダーパイロットに必要な知識を学びます。

  1. 「講習内容」
    360°ターン①、ピッチ&ロール①、緊急降下手段①、リッジソアリング、ターゲット半径15mなど
  2. 「フライト回数」
    60回(or 10時間)

パイロット技能証(上級)

エリア内においてサーマルや斜面上昇風を使ったソアリング、指定された地点へのランディング、フライトルールや気象条件に合わせた安全なフライトができるレベル。
パラグライダーを始めてからパイロット証を取得するまでの期間は概ね1年~3年が目標です。
学科では、天気図利用の基礎、危険なコンディション、危険回避について学びます。
パイロット証を取得すれば、全国のフライトエリアでフライトすることが認められます。
また、パラグライダー競技会に参加するための資格にもなります。

  1. 「講習内容」
    360°ターン②、ピッチ&ロール②、ランディングアプローチ②、サイドコラップス、サーマルソアリング、ターゲット半径10m
  2. 「フライト回数」
    30時間(or 50回)
「IPPIカード」について

JHFは、FAIの定める国際的なパイロット技能証「IPPIカード」の発行が認められており、FAIに加盟する100か国以上のフライトエリアにおいてフライトすることが可能となります。

クロスカントリー技能証

エリア外をクロスカントリーフライトするためのライセンス
エリアの管理区域は通常5km圏内だが、この技能証を取得することによりエリア外のフライトを認められる。
このライセンスを取得するためには、長距離を飛ぶための技能と知識、フライトの確実性と安全性の確保、さらに航空法といった空の秩序や社会的なモラルを学びます。

実技は、往復6km以上のフライト、10km以上のフライト、A・Bストールやスパイラルなどを実践します。
学科は、飛行計画と報告、気象情報の利用など、安全にXCフライトするための知識を学びます。

タンデム技能証

二人乗りフライトに必要なライセンス
2020年4月より同乗者は、同居する親族か、パラグライダーP証を有する者に限られます。

実技は、二人乗りのフライト準備、同乗者の管理、安全な離発着、リッジソアリング、サーマルソアリングなどを練習をします。
学科は、機材、フライトプラン、緊急時の対処方法などを学びます。

上級タンデム技能証

同乗者に制限のない二人乗りライセンス

タンデム証を取得後、50本以上のフライトを行い、JHFが実施する「上級タンデム検定会」を受験し、合格する必要があります。
実技は、検定項目の基準に沿ったフライトが確実に演技できるまで練習します。

補助動力技能証

パイロット証保持者用モーターパラグライダー用ライセンス

パイロット証以上を取得後、モーターユニットの取り扱い及びフライトを練習します。
学科は、機材、フライトプラン、緊急時の対処方法などを学びます。

モーターパラグライディング技能証

モーターパラグライダー専用ライセンス

ノービスパイロット証を取得後、モータユニットの取り扱い及びフライトを練習します。
学科は、機材、フライトプラン、緊急時の対処方法などを学びます。

ライセンス取得に必要な機材

B級課程以上の高高度フライトからは、ご自身の機材が必要となります。
安全管理上、原則として機材はスクールより購入して頂きます。

  • パラグライダー
  • ハーネス
  • レスキューパラシュート
  • ヘルメット
  • トランシーバー
  • ツリーランセット

料 金:2021年

  • ①ライセンスコース 4万円/年(クラブ年会費、検定料、学科試験を含みます)
    ②ライセンスコース(機材持込みの場合※要相談)15万円/年
    ※ご自身で機材を用意される場合は、機材のチェックをさせて頂き、十分に安全を確認できる場合に限ります。
    ③機材セットコース(年間ライセンス費用と、フライトに必要な機材がセット)
    【スタンダードコース】 59.8万円
    【デラックスコース】 69.8万円
  • A級マスターコース 3万円/3~5日(レンタル機材込)
  • クラブ会費 年会員2万円、1カ月会員1万円、ビジター1日3,000円(2日目以降2,000円)
  • フライヤー登録 7,000円/1年 or 21,000円/3年(2021年4月より)
  • JHFライセンス申請料 1,000~5,000円/各申請ごと

 

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